歴史的な町並み、城下町、広大で豊かな自然、由緒ある温泉、美味しい地元料理など、福島県にはステキな文化や観光スポットがたくさんあります。

福島だからこそ楽しめる、まだ知られていない見どころが盛りだくさん。この記事では、そんな魅力満載の福島の楽しみ方をご紹介します!

1.裏磐梯の湖畔を散策する

コバルトブルー、エメラルドグリーン、パステルブルー… 五色沼では、その名のとおり、さまざまな色合いを楽しむことができます。周辺には20~30の湖沼があり、最大の「毘沙門沼」で湖を見て回るのもいいでしょう。

この地域には、約1時間半かけて歩くトレッキングコースがあります。ほぼ平坦な道なので、静かに森の中を歩くことも可能。湖や池の色合いは、天候や周囲の環境、水に含まれる火山性のミネラル分などによって変化するので、その時々の魅惑ある景色を楽しみましょう。

2.会津若松市

鶴ヶ城は、日本で唯一、赤褐色の瓦を屋根に持つお城。

江戸時代末期の1868年、江戸幕府が倒幕した戊辰戦争の戦場となった城なんです。

特に、雪景色の中の鶴ヶ城は必見!1月中旬から3月中旬にかけて、福島は雪に埋もれ、息を呑むほど美しい雪景色が見られます。国内でもなかなか見られない光景ですね。

冬の時期の寒さによって、瓦の色合いも変化します。雪の水分を吸収して割れてしまう黒瓦よりも、鉄分を含む赤瓦の方が割れにくいのです。

3.相馬野馬追の感動的な風景を見る – 南相馬市

相馬野馬追は、馬に乗った甲冑姿の武者が観客を迎えてくれる祭りです。なんと1000年以上の歴史があるのだとか。

平安時代の武将・平将門が兵法として、野生の馬を集めて神に捧げたのが始まりとされています。

相馬野馬追は毎年7月下旬、3日間にわたって行われます。相馬市と南相馬市の神社では、祭りの初日に戦いの開始を記念する神事が行われます。準備の後、隊長が隊員を前にして挨拶をし、ほら貝が吹かれて武士の行進の始まりを告げます。

2日目には、武士たちは甲冑と刀を身につけ、先祖代々の旗を掲げて町を練り歩きます。この行列は通称「大行列」と呼ばれます。その後、祭りの目玉となるのが、10頭の馬で競う「甲冑競馬」や、大砲から発射された旗を武士が奪い合う「神旗争奪戦」。見どころ満載のお祭りですので、ぜひ夏にも福島県を訪れましょう!